訪問型保険相談のメリット・デメリットについて解説!
訪問型保険相談とは、事前に予約しておいた日時に好きな場所、主に自宅や職場、近所の影などに保険の担当者がやってきて保険の相談を受け付けてくれるサービスのことです。忙しくてなかなか保険の詳しい説明が聞けない、時間が限られている方の元に担当者が来てくれる親切なサービスです。以下では訪問型保険相談について解説していきます。
訪問型保険相談のメリット
訪問型窓口相談では保険ショップなどの店舗と同様、無料で利用することが可能です。まずは訪問型保険相談のメリットを紹介します。
外出不要
保険ショップが近くになく、往復移動に交通費と時間が必要になってしまう人や、さまざまな理由で外出が難しい人であっても、あらかじめ日付と相談時間を決めてしまえば相談員の人が家までやってきてくれます。
時間の融通がきく
訪問型保険相談は、保険ショップでの相談にくらべて相談時間の融通がききやすいのも特徴です。保険ショップの場合、営業時間や定休日があり、さらに土日は既に他者の予約で埋まっていることもあるからです。仕事の合間や夜間、土日でも2時間ほどの時間があれば保険相談が可能なのです。
保険の加入状況を確認・相談しやすい
家に来てくれる訪問型相談の場合、現在自分が加入している保険証券などといった必要書類を家に忘れてしまうなどということがありません。保険契約時の書類も大抵は家にあるため、現在の保険の加入状況を確認しやすくなります。訪問型の相談の場合、担当者が変わることも少なく、保険や資産運用に詳しいフィナンシャルプランナーの相談員に、人生に寄り添った保険の提案をしてもらえるのです。
そのまま契約することが可能
保険の契約時に必要なのは、印鑑・身分証明・保険引き落とし用の銀行口座またはクレジットカードです。保険ショップの場合は契約の際、これらをもって再度来店しなければなりません。しかし訪問型保険相談は、相談と説明に満足した場合、自宅でそのまま契約可能です。
複数の保険会社の中から比較して保険を選べる
複数の保険会社の商品を取り扱う訪問型の保険代理店では、ひとつの窓口で複数の保険会社の商品を見積もり、比較できます。
相談員を女性に指定することも可能
在籍スタッフにもよりますが、女性の相談員を希望することも可能です。女性特有の悩みへの対処や、女性向け保険の疑問点が聞きやすくなります。相談員の性別や世代に要望がある場合は予約時に確認しましょう。
訪問型保険相談のデメリット
自宅での相談の場合、最低限、相談する部屋を片付けておく必要があります。何故なら保険の説明の際は資料を広げて説明するので、ある程度のスペースを必要とするからです。近年ではノートパソコンやタブレットを使って説明する相談員もいます。テーブルの上だけでもきれいにしておくのが良いでしょう。
また、訪問できない地域もあります。大抵の場合は全都道府県で対応が可能ですが、離島や山間部などといった、訪問して欲しい場所がアクセスしにくい場所の場合、予約の際に事前に確認しましょう。まずは無料オンライン相談で話をするなどといった方法もあります。
訪問型保険相談の利用はどんな人におすすめ?
妊娠中や育児・介護など、さまざまな理由で店舗まで赴けない人や、近くに保険ショップなど、相談する場所がない人にはとくに訪問型保険相談がおすすめです。保険の相談ができる保険ショップは近年、ショッピングモールや駅前などさまざまな場所にできています。保険の種類によっては銀行や郵便局でも可能です。しかし、そういった窓口が近くにない場合、遠方まで保険の相談のみを目的に外出するのでは、往復する時間や交通費を無駄にしてしまいます。
そして、妊娠中や育児・介護などの理由で長時間の外出が難しい人にも訪問型相談がおすすめです。外出する時間が必要ないので相談が最小限の時間で済むからです。小さなお子さまがいる家庭、仕事で時間の都合がつかない人にもおすすめの相談方法なのです。
訪問型保険相談サービスの選び方のポイント
訪問型保険相談を選ぶポイントは。主に以下の3つになります。
相談したい保険に関して詳しい知識をもっているか
まずは事前に相談したい保険をこちらで提示し、より詳しい知識をもつ担当者を派遣してもらいましょう。訪問型保険相談サービスでは、担当者によって得意な分野が分かれていることも多いため、相談したい事柄について詳しい知識をもっていないと、的外れな提案を受けたり、納得のいかない相談をすすめられる可能性もあるからです。
年齢が自分と近いか
保険は年代によって見直す必要があるものなので、同世代の相談員の方が話しやすいこともあります。似たような世代や境遇であれば、相談員もまた似たようなライフステージに属しているため、提案してもらえる保険がこちらに即したものになっていく可能性が高いのです。
フィナンシャルプランナーとしての経験が豊富か
時間をかけて相談する場合、スタッフの経験値も重要視しましょう。フィナンシャルプランナーの資格を持ち、かつ、実際に活躍している人に相談できるかどうかを確認しましょう。フィナンシャルプランナーの資格と活躍経験があれば、相談内容もきちんと根拠をもって分析し対応してもらえるからです。
まとめ
訪問型保険相談の相談員は、担当者がどんな人物であるかがポイントです。何故なら保険ショップと異なり、長期間にわたってお付き合いすることになるからです。自らの利益よりも、相談者である自分の意向に沿ったプランを進めてくれるか、話をよく聞いてくれるか、強引に進めすぎないかを見極める必要があるのです。何度か会ってみて、信頼できる人物かどうか、そして、納得できる保険プランかどうかをしっかりと吟味しましょう。また、的確なアドバイスを受けるためにはあらかじめ、年収や生活費、保険の保障内容や現状のライフスタイル、そして将来の人生設計をできるだけ明確にしておくことをおすすめします。